ホンダは、クラス最大の室内空間を確保し、クラス初の3列目床下格納シートにより、使い勝手を大幅に向上し、さらに、クラストップの燃費性能を実現した新型「ステップワゴン」「ステップワゴン 福祉車両」を本日、「ステップワゴン スパーダ」「ステップワゴン スパーダ 福祉車両」を10月23日(金)に発売する。
4代目となる新型「ステップワゴン」は、「みんなの楽」=“皆楽”をキーワードに、Honda独自の低床・低重心パッケージをベースとし、家族みんなが楽しく、楽に移動できるクルマを目指して開発した。 2.0L i-VTECエンジンとトルクコンバーター付CVTの組み合わせにより、スムーズな走りとクラストップの14.2km/Lの優れた燃費性能を両立。また、エンジンやトランスミッションなどを燃費優先に制御する「ECONモード」や、エコ運転度をリアルタイムに把握できる「コーチング機能」などにより、低燃費運転を多面的に支援する「エコアシスト」を装備し、さらなる実用燃費の向上にも貢献する。 More
ホンダは、都会的で洗練されたスタイリングや軽快なハンドリング、優れた乗り心地で好評のSUV「CR-V」の内外装を変更するとともに、上級タイプにはHonda HDDインターナビシステムを標準装備するなど装備の充実を図りながら、お買い得感を高めた価格設定とし、9月18日(金)に発売する。
●CR-Vの主な変更点 ・ エクステリアは、フロントグリルやボンネット、フロント・リアバンパーをスマートなデザインに変更し、すっきりとした塊感を表現。アルミホイールはデザインを一新し、シャープな力強さを表現した。 ・ インテリアは、前席アームレストの長さ(+20mm)と幅(+30mm)を拡大するとともに、角度調節機構を新たに追加し、使い勝手を向上させた。 ・ アルカンターラ(R)シートは新たに本革とのコンビネーションとし、質感とフィット感を向上。ファブリックシートはよりスタイリッシュな表皮パターンに変更。 ・ ボディ各部に遮音材などを追加することで、静粛性を向上させるとともに、サスペンションは、ダンパー特性の変更などを行い、よりフラットで安定感のある走りを実現。 ・ 全タイプにオートライトコントロールを標準装備。 ・ Honda HDDインターナビシステムは、ハードディスク容量を30GBから40GBにアップするとともに、地上デジタル放送対応ワンセグTVチューナーを追加。また、USBジャックを新たに追加し、デジタルオーディオ機器をナビ画面で操作することを可能にした。 ・ 「HDDナビ アルカンターラ(R)スタイル」「HDDナビ レザースタイル」「ZXi」「ZLi」は、Honda HDDインターナビシステムを標準装備し、お買い得感を高めた価格設定とした。 http://www.honda.co.jp/news/2009/4090917-cr-v.html
ホンダは、プレミアムスポーツとして爽快な走りと独創的かつスタイリッシュなフォルムで、欧州市場にて好評を博している3ドアモデル欧州「シビック TYPE R」の日本仕様車を英国工場※で生産を開始し、「シビック TYPE R EURO」として、年内に台数限定で発売する。
「シビック TYPE R EURO」は、欧州シビックシリーズの走りの頂点に位置するモデルとして、欧州の様々な道路環境の下で鍛え上げ、圧倒的な走行性能とともに洗練された乗り味を追求し、一般道からサーキットまで幅広い領域での走りの楽しさを目指したスポーツモデルである。 なお、8月8日(土)・9日(日)、栃木県のツインリンクもてぎにて開催される、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦およびHondaファンへの感謝イベント“Enjoy Honda”の会場において、「シビック TYPE R EURO」(市販予定車)の展示を予定している。 www.honda.co.jp/news/2009/4090803.html
エアウェイブ(AIRWAVE)は、本田技研工業のステーションワゴンである。
概要 カローラフィールダー、ウィングロードという、売れ筋のコンパクトステーションワゴン市場に該当する車種がホンダになかったため、2005年4月に登場したコンパクトステーションワゴンである。フィットをのシャーシをベースにした燃料タンクを車体中央に配したセンタータンクレイアウトにより、後席及び荷室の空間に余裕がある。低床であるため荷物の積み下ろしが容易であり、後席を倒す際は座面ごと下に沈んで荷室床をほぼ水平に出来るなど、ステーションワゴンとしての使い勝手は優れた車である。 2代目パートナー(貨物車登録)は、本車がベースとなっている。 オルティアの生産終了した後、空白の期間を経て5ナンバークラスとして投入された。このことからオルティアの後継車と思われる事もあるが、フィットの派生車種である事やオルティアより下の車格であることから実質的には別物の車である。 新型エアウェイブの値引き幅 歴史 初代(2005年- GJ1/2型) 2005年4月7日にエアウェイブ発売。 2006年3月9日にマイナーチェンジを実施。全車にイモビライザーとアレルフリー脱臭フィルターを標準装備とした。 「L」に標準装備されているオートエアコンを、「G」に注文装備できるようにした。 2006年7月6日に、特別仕様車の「HID エディション」と「HDDナビ HID エディション」を発売。 2006年12月21日に、特別仕様車「スタイル エディション」と「HDDナビ スタイル エディション」を発売。 2007年6月29日にマイナーチェンジ実施。「G」,「L」によるグレード名を廃止し、新たに用途別にノーマルルーフの「M」(「M」はスカイルーフがオプション)とスカイルーフ標準の「SKY」の名称になった。オートエアコンは全車標準。 2007年12月6日に「M」特別仕様車「HDDナビ エディション」,「HDDナビ HID エディションII」,「HDDナビ スタイル エディションII」を発売。 「HDDナビ エディション」特別装備の内容
ステップワゴン (STEP WGN) は本田技研工業が製造・販売するミニバン型乗用車である。
概要 日本のワンボックス型乗用車の多くが後輪駆動レイアウトを用いていた中、同社のシビックをベースとしたFFレイアウトの箱形ミニバンとして登場。パッケージングの良さと、価格帯の広さから販売面で成功を収め、他社も対抗車種の展開を迫られた。また、初代・二代目は警察の護送用にも使われている。これは、後部スライドドアが一箇所のみで、被疑者が逃走しにくいためといわれている。 新車のステップワゴン値引き 歴史 初代(1996-2001年 RF1/2型) ホンダ・ステップワゴン(初代) 1995年 東京モーターショーでは「F-MX」として出展。 1996年5月8日 クリエイティブ・ムーバーの一車種として登場。当時、日本のワンボックスワゴンは、商用車ベースで運転席下にエンジンがあるキャブオーバータイプが多かったが、ステップワゴンはシビックをベースとしたFFレイアウトによる床の低さと、道具に徹したスクエアなスタイル、戦略的な低価格などにより、一気に人気モデルとなった。 車名は、極端な割り切りが潔かった同社のステップバンに由来するものであるが、当時、日本では「ミニバン」というまだ用語が定着しておらず、「商用車」を連想させる「バン」を止め、「ステップワゴン」となった。英語表記は「Step WGN」で、グレード名を「W」、「G」、「N」とする「お遊び」もあった。 家族向けを想定し、子供が車道側へ飛び出すことを防ぐため、スライドドアは助手席側のみの設置となっている。 収益改善のため、コスト低減に関する施策は徹底され、国土交通省の型式指定を受ける際の費用を抑えるため、エンジンとトランスミッションを一種類づつに絞り、車体設計では、シビックからの足回りの流用、有限要素法解析(FEM)による使用鋼材の削減、パネル分割の工夫による部品点数とプレス型の削減を、従来以上に推し進めた。その他にも、剛性確保のため、右側スライドドアを設けず、フロントドアガラス以外を固定窓にすること、溶接痕の目隠しと、リアコーナー部のシール作業を省略するため、無塗装の太い樹脂モールと、大型リアコンビランプで車体の角を覆うことなど、多岐に及んだ。副産物として、車重も1,410?1,530kgと、軽量に仕上がった。 ただし、行過ぎた設計には弊害もあり、当初、車体剛性の低さや、それに起因する、ステアリングコラムとブレーキマスターシリンダー(バルクヘッド部)の取り付け剛性不足、リモートケーブルの剛性不足とフリクションの大きさ、ノブ自体の質量不足による、ATセレクターレバーの操作性(節度感)の悪さなどが指摘された。これらは、構成が近いCR-Vにも当てはまるが、両車とも販売が非常に好調であったため、大幅な設計変更が許され、部分的には改善が施された。 また、販売面でも、運転席エアバッグやABSすらもオプション扱いにするなど、見掛けの価格を抑える戦略が採られた。そのため、重量区分の関係もあり、エアコンをディーラーオプションとした「N」の価格は、184.8万円と非常に低廉となり、販売店の集客に貢献した。実際のセールスでは(ディーラーでのエアコン取り付け作業を減らすためもあり)「N」を薦めることは無く、「客寄せ」となった「N」の販売比率は、5%前後と非常に低い。 シート配置は、荷室重視の「N」以外は3列シートが基本で、2列目は、1:2分割の回転対座シートと、3席一体で折りたたみ、荷室を拡大できる「ポップアップシート」の2種類が選べた。「N」は2列シートで、「ポップアップシート」のみとなっている。 全てのグレードにFFと4WDの設定があり、シート配置と駆動方式の組み合わせで、「W」と「G」は4車種、「N」は2車種と、非常にシンプルなグレード展開となっていた。 エンジンは、CR-Vに搭載されているB20B型 2,000cc DOHCのみで、トルク特性はステップワゴン用に低速寄りにチューンされ、出力は125PSに抑えられていた。 4WD機構は、通常時はFFで、前輪が空転すると後輪に駆動力が伝わるスタンバイ式で、駆動力の伝達には「デュアルポンプ」が使われている。デュアルポンプ式は「ビスカスカップリング」に比べるとつながりが唐突なため、雪上走行の多いユーザーではこれを嫌う向きもある。 1996年11月 プラットフォームを共用しながら全長を切り詰めたトールワゴン、S-MXが登場。 1999年5月20日 マイナーチェンジを行い、後期型になる。新たにエアロパーツを装備したスポーティグレード「スピーディー」を追加し、前期型では特別仕様車であった「デラクシー」をカタログモデルに昇格した。平成12年排出ガス規制に適応するとともに、エンジン出力を135PSに向上した。 外観は、ヘッドランプの意匠(上下4灯化)と、リアナンバープレートの装着位置が、テールゲート中央から下部ガーニッシュ内へ移動。 操作系では、ATセレクターがODスイッチ付に変更され、ノブやバランスウェイト質量のチューニングが行われ、操作性、操作感ともに若干の向上が図られる。 2代目(2001-2005年 RF3/4/7/8型) ホンダ・ステップワゴン(2代目) 2001年4月5日 フルモデルチェンジを行い、2代目になる。 子供中心の家族を想定したキープコンセプトで、外観にも先代モデルの特徴を多く残している。 同クラスのミニバンが、両側スライドドアを採用する中、ステップワゴンは片側スライドドアのままであった。これには子供の事故を防ぐためと、コストを抑えるための2つのメリットがあったが、販売面では苦戦を強いられることになる。他社でも標準となりつつあったオートスライドドアが初設定されている。 シート配置は3列で、背面をテーブルとして使える2列目「バタフライシート」と、2・3列目のフルフラット化により、「遊(対座モード)」・「食(レストランモード)」・「寝(3列フルフラットモード)」・「積(カーゴモード)」の4つのモードに対応が可能である。 燃料給油口は左側から右側に変更された。 エンジンはK20型 2,000cc DOHC i-VTEC (160PS) となり、走行性能と燃費の向上を図る。 各部の剛性向上により、操安性能も改善している。 販売は順風満帆に思われていたが、好調なミニバン市場故、他社が相次いで投入する新型車と競合する事となり、台数は伸び悩んだ。ホンダの「大ヒットした車の2代目は売れない」というジンクスにもはまってしまった。 2003年6月5日 販売の梃入れのため、マイナーチェンジでは前後デザインが大幅に変更され、近年のホンダ車に見られる「鋭い目」が採用された。スライドドアの窓はようやくパワーウィンドウが採用される。2列目運転席側の壁にリアエアコンを利用したクーラーボックスが装着された。パワーテールゲートを採用。若者向けの「スパーダ」シリーズを追加し、新たに2,400ccのグレードが追加され、エンジンはアコードワゴン、オデッセイに搭載されているK24型 2,400cc DOHC i-VTEC (162PS) を搭載した。ちなみに、「24L」、「24T」は、排気量が2,000ccを超えるため、「スパーダ」はワイドフェンダー装着で、全幅が1.7mを超えるため、これらのグレードは3ナンバー登録となる。 3代目(2005年- RG1/2/3/4型) ホンダ・ステップワゴン(3代目) 2005年5月26日 3代目発表。これまでの片側スライドドア、大きな箱というコンセプトを大転換し、両側スライドドアの採用と、初めてのダウンサイジングを敢行した。 3代目オデッセイなどと同様に低床化を推し進め、室内の広さを維持したまま、先代より全高を低く抑えた。同時に全長も短縮されており、ほぼ同時期にモデルチェンジした同クラスの日産・セレナがボディサイズを拡大したのとは対照的なモデルチェンジとなった。 プラットフォームはこれまでのシビックベースから専用設計になり、低床を実現するために薄型の樹脂製燃料タンクやサイレンサーを採用、2代目までダブルウィッシュボーン式だったリアサスペンションは車軸式(FF)又はド・ディオン式 (4WD)になった。 搭載するエンジンは、標準車がK20A型 2,000cc (155PS) 、「24Z」にはK24A型 2,400cc (162PS) と先代と同じエンジン型式、排気量となるが、燃費重視の為、2,000ccは出力を5PS下げ、2,400ccのFF車にはCVTが採用された。 ライバルとの対抗上、これまで助手席側のみであったスライドドアを両側に採用。先代では不評だった2列目シートも作りがしっかりとした物となり、低床化による走行性能の向上だけではなく、ミニバンに求められる快適性も向上した。 またオプションでは、林テレンプによる、乗用車では珍しい明るい木目調の「フローリングフロア」や、採光目的の半透明ガラスを用いたトップライトルーフが設定される。また、広くなりがちなミニバンのダッシュボード上面をアメニティーに利用、メーターナセルを室内幅いっぱいに伸ばした、デジタルワイドメーターを採用し、大きい三角窓を設け、死角を削減した。 3列目シートの収納時の跳ね上げが重く、アシスト機構を組み込んだ同クラスの他社製ミニバンとの比較では弱点となっている。 当初は4列シート10人乗りも計画されたが、安全面において問題があったのと車重増加に伴いクラスアップを図らねばならず、同社で生産されているLLクラスミニバンのエリシオンとかぶってしまうために計画は中止された。[要出典] なお、「24Z」は排気量が2,400ccであるため3ナンバー登録となる。 ほぼ同時期にモデルチェンジした日産・セレナとよく比較されるが、現在販売台数ではやや水をあけられている。 2006年5月 累計国内販売10万台達成。 2006年5月18日 マイナーチェンジを実施。「G・Lパッケージ」と「G・LSパッケージ」には、パワースライドドア(リア両側)が標準装備され、「G」、「G・Sパッケージ」、「24Z」には、パワースライドドア(リア左側)を標準装備しスマートキーシステムをメーカーオプションで設定した。外装は、アークティックブルー・パールを廃止した。 2006年10月4日 Gタイプ特別仕様車として「スタイルエディション」が追加された。 2007年2月15日 マイナーチェンジを実施。全車に2列目シートセンターアームレストを標準装備した。このマイナーモデルチェンジにより、ミラノレッドと、デザートミスト・メタリックのエクステリアカラーが無くなり、シックグレーと、ポップオレンジのインテリアカラーが無くなった。そのほかにも、パワーテールゲートや、チップアップ&スライドシート(回転対座付き)の設定が無くなった。そして、新たに「G・エアロエディション」、「G・HDDナビエアロエディション」、「G・HDDナビスタイルエディション」が追加され、今まで特別仕様車であった「スタイルエディション」が、今回のマイナーチェンジでラインアップ入りした。 2007年6月7日 Gタイプ特別仕様車として「HDDナビスタイルセレクト」と「HDDナビエアロセレクト」が追加された。 ムーンライズ・メタリックは絶色になった。 2007年11月1日 ビッグマイナーチェンジで、フロントマスクとフロントバンパーのデザイン変更、2代目に設定されていた「スパーダ」が復活し、キャプテンシート仕様も登場した。なお、先代のスパーダは3ナンバーボディなのに対し、現行のそれでは5ナンバーボディとなっている。 バスクレッド・パール、ポリッシュドメタル・メタリック 、アラバスターシルバー・メタリック、プレミアムホワイト・パール(ワゴン、スパーダ共通色)プレミアムブラキッシュ・パール(スパーダ専用色)ナイトホークブラック・パール、ルミナスブルー・パール(ステップワゴン専用色)がカラーバリエーションになった。
ホンダ・フィット アリア(Fit ARIA)とは本田技研工業の4ドアセダン型の乗用車である。通称「アリア」。
概要 ホンダ・フィットアリアは文字通り、フィットのプラットフォームを用いた派生車である。 2005年9月、シビックがフルモデルチェンジによって3ナンバーに大型化したため、2007年現在、日本国内で販売されているホンダの車では、新車として購入できる唯一の5ナンバーセダンであり、シビックの5ナンバーセダン(かつてのフェリオ)の後継車的なポジションを持つ。2006年のホンダ系ディーラー統合前も、ベルノ店、クリオ店、プリモ店全てで販売される車種であり、ベルノ店ではインテグラ SJ、クリオ店ではドマーニが廃止されてから小型セダンのラインナップがなく、事実上の後継車に近いが、直接のつながりはなく、実質的には別物の車種である。 仙台市内ではタクシーとして導入している事業者がある[要出典]。 スタイル・機構 ボディ・シャーシ フィット同様、燃料タンクをフロントシートの下に配置したセンタータンクレイアウトを採用している。フィットが5ドアハッチバックであるのに対し、フィットアリアは4ドアセダンになっている。ボディラインは基本的にフィットに準ずるが、開発者の「セダンに見えるようにするのに苦心した」という言葉どおり、巧みに細部が調整されているのが分かる。ボンネットが長く見えるようにヘッドライトはフィットに比べて薄型になり、全高もわずかに低められていている。 エンジン・ミッション デビュー当初はL13A型1,300cc SOHC 8バルブ i-DSIエンジン(86PS)の搭載モデルと、L15A型1,500cc SOHC 8バルブ i-DSIエンジン(90PS)搭載モデルがラインナップされ、ハッチバック型のフィットと異なり、VTECエンジン搭載モデルは設定されていなかった。 2005年10月のマイナーチェンジで、L13A型が廃止になりL15A型に統一され、最廉価グレード以外はSOHC 16バルブ VTECエンジン(110PS)が新たに搭載された。 2007年5月のマイナーチェンジでは、i-DSIエンジンが廃止になりVTECエンジンに統一された。 変速機はホンダマルチマチックS(CVT)のみで、変速パターンを変更出来るS(スポーツ)モードが設定されている他、上級グレードの「1.5W」には手動で7速変速が可能な7スピードモードが設定(2007年モデルでは標準仕様からメーカーオプションに変更)されている。 駆動方式はFFの他デュアルポンプ方式によるスタンバイ4WDも用意されている。4WDは日本向け専用で、その他の国では生産国であるタイ本国も含めて全く設定されていない。 歴史 初代(2002年- GD6/7/8/9型) 2002年12月20日発売。 2005年10月28日マイナーモデルチェンジ。前後デザインが変更され、L13A型エンジンを廃止。L15A型エンジンには新たにVTECエンジンを設定。 2007年5月17日マイナーモデルチェンジ。「1.5W」と「1.5A」の2モデルに整理され(「1.5C」を廃止)、エンジンも全てSOHC 16バルブ VTEC仕様のみとなった。車体は、リアシートバックの隔壁強度を向上させた。 2007年10月のフィットのフルモデルチェンジ後も、2008年1月現在、初代を継続販売している。 生産工場 タイの現地生産拠点「ホンダ・オートモービル・タイランド」のアユタヤ工場で生産され輸入車扱いとなる。ちなみにアジア圏では「シティ」の名で販売されている。 CMに出演した高嶋ちさ子のベストアルバム「Aria」のジャケットに、フィットアリアが登場している。
ホンダ・フィット(FIT)とは本田技研工業の5ドアハッチバック型の小型自動車。トヨタ・ヴィッツ、日産・マーチとともにコンパクトカーの"御三家"と呼ばれる。
概要 ロゴの後継車として2001年6月に発売された。 グローバル・スモールプラットフォームと呼ばれる燃料タンクを車体中心に配置したレイアウトを採用。このレイアウトにより同クラスのスモールカーを大きく上回る広さを実現し、2002年にはこれまで33年間連続して国内の車名別年間販売台数1位を誇ったトヨタ・カローラシリーズを抜き、年間1位になった。カローラの販売台数はカローラの名を冠する複数の車種の合計だが、フィットは1車種であることから、その人気が伺える。このプラットフォームは、後にモビリオ、モビリオスパイク、フィットアリア、エアウェイブそして、欧州向け3代目シビック(3ドア及び5ドアハッチバック)にも用いられている。 優れた走行性能と低燃費の両立そしてコンパクトカーでありながら広いラゲッジスペースを確保し、コンパクトカーのベンチマークの一つとして評されている。 新車の値引きとフィットの価格 歴史 初代(2001-2007年 GD1/2/3/4型) ホンダ・フィット(初代) 搭載されたエンジンは、L13A型 1.3L SOHC i-DSI(86PS/12.1kgm)と、L15A型 1.5L SOHC VTEC(110PS/14.6kgm)。トランスミッションは、当初ホンダマルチマチックSと呼ばれるCVTのみで、2002年9月に1.5Lモデルの追加に合わせ、ホンダマルチマチックS+7スピード(7速自動変速モード付き:ハンドルのスイッチで任意に切り替え可能)に改良された。その後、スポーティ・ドライビングを好むユーザーに向け、2004年のマイナーチェンジで1.5L FF仕様に5速MTが追加された。同時に、ホンダマルチマチックS+7スピードモードモデルはパドルシフト付きに改良されている。 2001年6月21日 - 1.3L仕様が発売された。 2001年11月 - 2001-2002日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。 2002年9月12日 - 1.5LエンジンとホンダマルチマチックS+7スピードモードとが搭載された「1.5T」を追加。 2002年11月14日 - マイナーチェンジ。HIDヘッドライトやハイマウントストップランプがメーカーオプションに設定され、キーレスエントリーにアンサーバック機能を追加。 2002年には、年間販売台数で33年間トップを守り続けたトヨタのカローラを上回りトップとなった。 2003年4月10日 - 1.3L FF仕様のエンジンを改良し、「超?低排出ガス」認定を取得。 2003年10月21日 - マイナーチェンジ。全タイプが「超?低排出ガス」認定を取得。 2003年12月25日 - 1.3L仕様が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」認定を取得。 2004年6月10日 - マイナーチェンジ。全仕様が「平成22年度燃費基準+5%レベル」を達成。スポーティーグレードの「1.3S」、「1.5S」を追加。 エクステリアデザインの変更が行われ、LEDブレーキランプ及びテールランプ(全車)、LEDドアミラーウインカー(一部)を装備。 5速MT仕様が国内向けの1.5L仕様の「1.5W」と「1.5S」に追加され、ホンダマルチマチックS+7スピードモードはパドルシフト付きに改良された。 2005年12月8日 - マイナーチェンジ。全仕様が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」認定を取得。 フロントグリル、前後ランプ系周りが変更された。 スポーティーグレードの「1.3S」、「1.5S」は、フロントディスクブレーキ径が14in化や、リアディスクブレーキが標準装備(それ以前は、1.5L FFのみメーカーオプション)され、15インチアルミホイールも標準装備されるなどより差別化が図られ、同時に4WD仕様が廃止された。 「1.5A」にも5速MT仕様が追加された。 2006年12月21日 - 「1.3AU」を追加。「1.3A」をベースにプライバシーガラスや電動格納ドアミラーを標準装備し、装備内容を見直したもの。 2007年6月末に、世界累計販売台数が200万台を達成した。 欧州及び東南アジアでは「Jazz」、北米および中国では日本と同じ「Fit」の名称で販売されている。北米仕様は、1.5L VTECエンジンを搭載し,トランスミッションは5速MTの他5速ATが設定されている。またフラットブレードワイパーも適用されている。米高速道路交通安全局(NHTSA)の新車評価基準に合わせてフロントバンパーを拡大しており、同局の前面衝突試験では運転席・助手席ともに最高評価の五つ星を獲得している。ブラジルではフレックスエンジン(エタノールとガソリン両用エンジン)搭載車を売り出している。 フィットが大ヒットした影で、同じカテゴリーにあったシビックのハッチバックモデルが販売面で打撃を受けてしまったため、次期モデルからはセダンのみとなった。 2代目(2007年- GE6/7/8/9型) ホンダ・フィット(2代目) 2007年10月18日に2代目へのフルモデルチェンジが発表された(ただし、発売は10月26日)。文字体は小文字の「Fit」から大文字の「FIT」になった。 エンジンは従来通りのL13A及びL15Aであるが、i-VTEC仕様に改良された(L13A:100PS ,L15A:120PS)。トランスミッションは、FF仕様にはトルクコンバーター付きに改良されたCVTが組合わされ、4WD仕様には5速ATが組合わされる。1.5L仕様はスポーツグレードの「RS」となり、FF仕様には5速MTも組合わされる。 メーカーオプションで、エアウェイブと同様の「スカイルーフ」が選択出来る。 発表前の内部試乗会は鈴鹿サーキットで行われ、ヴィッツやノートなど競合他社のコンパクトカーとの比較試乗や、営業マンには内部試験を受けないと販売できない異例の体制をとっている。この模様はNTV系の報道番組で放送された。 中国製やタイ製の部品の割合を先代に比べて大幅に増やすことによって、製品価格上昇を抑えた(日本経済新聞の記事より)。 ホンダには「大ヒットしたモデルの2代目は売れない」というジンクスがあるため、当初売れ行きが危ぶまれたが滑り出しは好調で、2007年11月の販売台数は、2006年9月以来の1位(18,138台)となった。 2007年10月18日 - 2代目へのフルモデルチェンジを発表。 2007年11月21日、2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。初代モデルにつづいて2度目の受賞となった。 2007年11月末に、国内累計販売台数が100万台を達成。 2008年2月末には、国内乗用車販売台数で4ヶ月連続首位を記録。 2008年3月、2007年度登録乗用車販売台数で第1位を獲得。
アコード(ACCORD)は、本田技研工業が生産する中型乗用車である。 1985年にレジェンドが発売されるまでは、同社のフラッグシップであった。
シビックと同様、横置きエンジンのFFレイアウトを採用している。更に、このクラスの車種で一度も消滅せずに存在している車種の1つである。 アコードの値引き相場 誕生までの経緯 アコードが1.6L 2BOXというコンセプトに決定した背後には、頓挫した大きな計画が存在した。それは、クラウン、セドリッククラスに投入する2.0L 直列4気筒 CVCCを搭載したアッパーミドルカー、「653計画」である。初代シビックの大成功で業績が回復し、当時のコロナ、ブルーバードクラスではなく、より大きな高級乗用車の開発を行っていたところが、創業当初から今日まで至りチャレンジ精神旺盛なホンダらしいといえる。しかし、まだ乗用車市場にしっかりとした根を張っておらず、自動車マーケットを闘い始めたばかりだったことが、「653計画」の命運を決することになったが、この車の開発を通じて得た経験と技術が、後にこの計画の受け皿になった「654(初代アコードの開発名)計画」にとっては最も貴重な捨石となった。 ボディは4ドアで、スタイルは独立したトランクを設けた台形デザインを採用。丸型4灯を持つフロントマスクの表情や、リアピラーを強く傾斜させたシルエットなどに、後の初代アコードとの近似性を指摘する声もある。そのエクステリア・デザインを担当したのは、初代シビックをはじめ、後に初代アコードや、初代、2代目のプレリュードなどのエクステリア・デザインを手がける岩倉信弥(多摩美術大学教授、2004年8月現在)であった。インテリア・デザインは、初代シビックを始め、初代アコードのインテリア・デザインも手がけた大塚紀元である。 エンジンは川本信彦が手がけた。全長は当時のプリンスG型6気筒よりも12cmもコンパクトで、振動もバランサーシャフトを使用せず、ブロックの剛性配分で乗り切り、小型、軽量、静粛を実現していたという。その先進的なコンポーネンツの新しさもさることながら、最上級車ゆえに装備面でも当時の最先端技術を採用し、エアコン、パワーステアリング、カットパイルのカーペットの他、現在では当たり前となっているダッシュボードパネルの一体成型技術をものにしていた。 しかし、最終生産試作車による海外での走行テストをこなし、金型発注が始まった段階で突如、本社役員会で開発中止の決定が下る。理由は販売網にあった。まだ本格的な四輪販売店を持たず、二輪販売店にて店頭販売するという当時のホンダの販売形態で、高級車の販売はあまりにもリスクが大きすぎた。代わりに、シビックよりも一つ上のクラスの車の開発を計画、それが初代アコードとして日の目をみることとなる。ちなみにアコード計画には、「653計画」に関わっていたスタッフがほぼ全員が開発に加わり、それまでに得たノウハウが投入された。 5代目 (1993-1997年 CD3/4/5/6型) ホンダ・アコード(5代目) 1993年9月2日、セダンをフルモデルチェンジ。この代はアメリカのマーケットを強く意識した設計がなされ、全車3ナンバーボディとなった(全幅1,760mm)。ただ、あまりのアメリカ志向のために国内での売れ行きを心配したホンダは、5ナンバーのアスコット/ラファーガをデビューさせたが、すべて不評となった。ボディは当初、3ボックスのセダンからスタート。翌年には、アメリカ生まれのクーペとワゴンが追加される。 エンジンは1.8L、2.0Lは基本的に先代同様。しかし、主力モデルは2.2Lに移行され、ノーマルグレードのF22B型、スポーツグレードはH22A型 2.2L・190PSが搭載され、ともにVTEC化が施される。また、アメリカ・オーストラリア仕様には、初代レジェンド用のC27A型 2.7L V型6気筒に改良を施したエンジンを載せたモデルも用意された。 なお、欧州では前述のイノーバベースのセダンが引き続き販売された。 いすゞ自動車へアスカとしてOEM供給(6代目アコードまで継続)。 CMには橋爪功、坂井真紀、眞野あずさが出演した事があった。 キャッチフレーズは、「爽快アコード」(前期)、「ずっとコレがほしかった。アコード」「ACCORD SPIRIT」(後期)。 1996年、1997年に全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦。シビックフェリオでの苦戦が嘘のように勝利を挙げ、2年連続でチャンピオンを獲得した。 新車当時は3ナンバーサイズのボディが不評だったものの、中古市場では先代(4代目)と共に、ドレスアップを好むユーザーの間での人気が現在でも根強い。1.8Lのみフロントグリルが多少違う。 6代目 (1997-2002年 CF3/4/5/CL1型) ホンダ・アコード(6代目) 1997年9月4日、セダンをフルモデルチェンジ。エンジンは新開発のF18B型 1.8L VTEC、F20B型 2.0L VTEC(ノーマルグレードはSOHC、スポーツグレードはDOHC)。「SiR」にVSAと呼ばれる車両挙動安定化システムを標準搭載。上位グレードのロービームにディスチャージヘッドランプを装備。キーコンセプトは「HONDA DNA」。 このモデルから世界共通フレキシブルプラットフォームを採用し、地域別に違うボディサイズで生産されるようになった。先代はメインターゲットの北米市場を意識し、衝突安全性能向上の為等で大型化されたのが日本市場では不評だった為、日本仕様のセダンは5ナンバーのボディサイズに縮小された。但しワゴンは3ナンバーサイズとなる。途中で「ユーロR」のグレードが追加される。 1997年10月、ワゴンをフルモデルチェンジ。姉妹車のトルネオを追加し、アスコット/ラファーガは廃止された。なお、今回からワゴンは国内生産となった。 2000年6月、スポーツグレードの「ユーロR」を追加。エンジンは再びH22A型2.2L DOHC VTEC(220PS)が搭載された。 北米・アジア仕様 アメリカでは乗用車の年間売上のトップ争いの常連である為、北米仕様はキープコンセプトながらも更なる大型化がされ、V6エンジンを搭載するモデルも用意された。また東南アジア市場にも北米仕様をベースにした車種が投入されている。ボディタイプはセダンとクーペの2種類。北米市場で需要が縮小していたワゴンはラインアップから落とされた。 4気筒モデルは、カリフォルニアのULEV基準を世界で最初に満たした市販車である。 欧州仕様 日本仕様と比較して幅が広く、長さが短い。生産は英国のスウィンドンの工場で行われた。ボディタイプはセダンと5ドアハッチバックの2種類。エンジンは1.8L、2.0L、2.2Lと2.3L。モデル途中で日本からプレリュードタイプS用の2.2Lエンジンを輸入して搭載した「タイプR」と、アコードワゴン用の2.3Lエンジンを搭載した高級志向の「タイプV」がラインアップに加わった。前の代のアコードと同様にイギリス・ツーリングカー選手権に参戦した。 7代目 (2002年- CL7/8/9型) 北米仕様については、その日本仕様であるインスパイア(4代目モデル)を参照 国内モデルは2002年10月10日にフルモデルチェンジ(アコードワゴンは2002年11月28日発売)。搭載エンジンはK20A 2.0LとK24A 2.4Lの2種類で、ともにi-VTECを搭載したDOHCとなった。今回から欧州モデルと統合されて生産が日本に集約されており、2.4Lがメインとなったため、1クラス上に移行された。よってセダンは再び3ナンバーとなった。キーコンセプトは「全身・全域 HONDA イズム」。 変速機はユーロRに6MT、その他のグレードにはSマチック付の5ATが搭載される。また、最近のホンダ車に見られる「鋭い目」はアコードから始まった。なお、安全対策としてドアミラーウインカーが標準装備されている。オプション設定だが、HiDS(IHCC(インテリジェントハイウェイクルーズコントロール)・LKAS(レーンキープアシストシステム))が装備できる。CMソングは「カルメン」のアレンジ版。 欧州モデルにはN22A 2.2Lのコモンレール式ディーゼルターボが搭載された(※日本での販売予定は無い)。また、イギリスではテレビコマーシャル(Cog (英語版))が話題になり、TBS系列の情報番組サンデーモーニングにも取り上げられた。 なお日欧版アコードは、北米ではホンダの高級車ブランド「アキュラ」において、「アキュラ・TSX」として発売されている。 2005年11月24日に初のマイナーチェンジが行われ、内外装の変更が行われたほか、欧州仕様のサスペンションを持つスポーティモデル「タイプS」がセダン、ワゴンに追加された。
アコードワゴン (ACCORD WAGON) は、本田技研工業が生産している乗用車で、アコードをベースとしたステーションワゴンである。
概要 初代モデルはアコードが4代目の1991年に登場した。初代及び2代目はホンダのアメリカ法人で開発・生産され、日本、ヨーロッパ、オセアニアなどで販売された。3代目はアメリカでのステーションワゴンモデルが廃止されたため日本で開発・生産された。 アメリカでは「アコードワゴン(ACCORD WAGON)」日本では「アコード・U.Sワゴン (ACCORD U.S WAGON)」と称されたが、欧州、オセアニアでは3代目セダンベースの3ドアハッチバックで好評だった「アコードエアロデッキ(ACCORD AERODECK)」の名前を引き継いだ。 構造的にはアコードエアロデッキの後継ではなく、アコードをベースとした5ドアのステーションワゴンとして開発された。車体は、Bピラーより前側をセダンと共有し、Bピラーより後側がワゴン専用設計である。室内もリアシートより前側はセダンとほぼ共通である。国内版は、登場以来全車3ナンバーとなる。 多くのステーションワゴンが収容力を重視して直立したテールゲートを採用する中、C、D両ピラーの中間付近からウエストラインに向けて斜めに傾斜したテールゲートのデザインが特徴的であった。このデザインコンセプトは3代目まで維持されたが、現行の4代目では一般的な直立テールゲートに変更された。 初代以降現行の4代目まで、アコードがフルモデルチェンジした後に少し遅れて登場している。 同社で生産されているミニバン オデッセイのベースとなっている。2代目・3代目は当時非常に人気が高く、スバル・レガシィと肩を並べる程であった。 歴史 初代(1991-1994年 CB9型) ホンダ・アコードワゴン(初代) 1991年に登場。国内での発売は4月4日。エンジンはF22A型 2,200cc SOHC(140PS)のみ。型式番号はCB9。4代目セダンをベースにホンダR&Dノースアメリカ(HRA)がデザイン・開発を、ホンダ・オブ・アメリカ・マニファクチャリング(HAM)が生産を担当した。Bピラーより前をセダンと共用するため、基本的なボディサイズは国内の5ナンバー枠に準じており、室内幅もセダンと同じである。全幅の差はドアモールの厚さである。 多くのステーションワゴンが収容力を重視して商用車と同様の直立したテールゲートを採用する中、C,D両ピラーの中間付近からウエストラインに向けて斜めに傾斜し、曲面の強いリアウィンドウを備えたテールゲートによるパーソナル感を強調したデザインが特徴である。このデザインはテールゲートのヒンジが車両後端から離れるため、テールゲートの舞い幅を小さくし、狭い場所での開け閉めが楽になるという利点もある。 ステーションワゴンとしての基本装備はおさえられており、テールゲート部を低く抑え滑り止め加工をしたリヤバンパーや、外側にオフセットされたエキゾーストパイプなどを備える。後席の前倒によるフラットな荷室の拡大が可能であったが、前述の傾斜したテールゲートと、セダンと同じダブルフィッシュボーン形式のリヤサスペンションの荷室への張り出しが大きいことから、荷室の使い勝手は良好とはいえない。 アメリカ、日本では「ACCORD WAGON」として、欧州、オセアニアでは「ACCORD AERODECK」として販売された。 国内向けには当初「2.2i」のみのモノグレード構成で運転席エアバッグ、サンルーフ、ブロンズガラス、アルミホイール、フォグランプ等が標準装備だった。外装はダークグレー、ダークブルー、ワインレッドの3色、内装にはベージュカラーと、グレーベースのカラーが用意されていた。 1992年2月にマイナーチェンジが行なわれ、「2.2i」にABSが標準装備された。同年6月サンルーフ、ABS、アルミホイール、フォグランプなどが省略された廉価版の「2.2i-R」が追加設定された。 日本国内でもスタイリッシュなステーションワゴンとして人気を呼び、約3年間での販売台数は3万8千台にのぼった。この数字は当初の目標販売台数500台に対し約2倍であり、一時は数か月の納車待ちが発生した。 2代目(1994-1997年 CE1/CF2型) ホンダ・アコードワゴン(2代目) 1994年2月23日に登場。エンジンは当初 F22B型 2,200cc SOHC VTEC(145PS)のみだったが、後期型にはプレリュードに搭載されていたH22A型 2,200cc DOHC VTEC(190PS)が追加された。型式名は、CE1(F22B搭載車)及びCF2(H22A搭載車)。このモデルもアメリカで開発・生産された3ナンバー専用ボディであったものの、それほど室内は広くはなかった。アメリカ本国ではステーションワゴンからミニバンへと消費者の嗜好が変化し、人気はあまりなかったが、日本では人気が高く、輸入車としてはトップクラスの売り上げを誇った。 発表当時は「Vi」と「VTL」との2グレード構成。両グレードの差は、アルミホイール, サンルーフ, クルーズコントロール, リアセンターアームレスト, 充電機能付電波式キーレスエントリー及び安全装備(SRSエアバック・ABS)の有無など。 1995年に1回目のマイナーチェンジ。フロントグリル変更やサイドマーカーの標準化を実施し(これらの変更が前期型と中期型の判別ポイント)、全モデル運転席SRSエアバックを標準装備した。サイドマーカーの標準化により全長が+10mmの4,780mmとなった。このとき、中間グレードである「ViX」が追加された。基本的な装備は「VTL」に準じているが、アルミホイールやクルーズコントロール、助手席SRSエアバックなどは未設定だった(輸入モデルのため、オプションでも選択できなかった)。 1996年に2回目のマイナーチェンジ。全モデル前席SRSエアバックを標準装備したと同時に、DOHC VTECエンジン搭載の「SiR」がそれまでの最上級グレード「VTL」に代わり追加された(それにより、クルーズコントロールの設定車が無くなった)。専用装備として、フロント大径ブレーキや専用ヘッドライト(ブラックアウトされていて、アコードクーペに標準装備のものと同一?)、専用シートが設定された。余談だが、この後期型から「品質が明らかに向上している」と言われることが多い。 3代目(1997-2002年 CF6/7/CH9/CL2型) ホンダ・アコードワゴン(3代目) 1997年9月4日に登場。このモデルは国内専売モデルとなり国内生産となった。エンジンは2種類存在し、いずれも排気量は2,300cc。専用チューンのF23A型 SOHC VTEC(160PS、4WDは158PS、150PSのレギュラー仕様が初代オデッセイ後期型に搭載)と、「SiR」専用のH23A型 DOHC VTEC(200PS、4WDは190PS)があり、どちらもハイオク仕様。トランスミッションは、ATがゲート式4速ATにマニュアルモードが付いたSマチックのみ設定。HID(ディスチャージヘッドライト)が標準装備だった。 スタイリングが特徴的で、普通のワゴンのようにリアのテールゲートがすとんと落とされず、リアガラスが緩やかに傾斜しており、ラゲッジルームの積載容量は同クラスの競合車よりも少ない。車体サイズも、5ナンバー枠の車体をフェンダー形状により僅かに3ナンバー枠に拡大しているため、他のモデルより車体が小さく、実用性を求めるユーザーには不評だったためか、シリーズ中では人気(中古車価格)は低い。ただし、ドレスアップやカスタム等の分野では人気があり、賛否両論ある。型式名はCF6/7(F23A 搭載車)、CH9(H23A FF)及びCL2(H23A 4WD)。 4代目(2002年- CM1/2/3型) ホンダ・アコードワゴン(4代目) アコードより1ヶ月半ほど遅れて2002年11月28日に登場。エンジンはすべて新開発のK24A型 2,400cc DOHC i-VTECとなり、アコードセダンやオデッセイアブソルートに搭載されている200PSと、エリシオン(2.4l)やCR-Vに搭載されている超低排出ガス仕様の160PSの2種類のエンジンを使用する(違いは排気口が両出しが前者、右側にしかないものが後者となる)。 スタイリングを大幅に変更し、ハヤブサをモチーフに設計されたウイングルーフを採用し、先代の反省を生かし、実用性向上の観点から後方部も傾斜式からごく普通の直立式になっている。更にリアシートが可到式となっており、巨大なカーゴスペースが得られる。型式名はCM2/3。 ステーションワゴン初の電動式リアテールゲートを採用。また、ヘッドライトはアコード同様の「鋭い目」であり、セダン同様ドアミラーウインカーを標準装備しており、リアコンビネーションランプは従来の台形風からマツダ・デミオ(2代目)のテールランプに類似した丸型重視の横長のテールランプとなる。トランスミッションは全グレードSマチック付き5ATで、先代のゲート式からストレート式になった。また、「24T」と「24T・エクスクルーシブパッケージ」にはオプション設定でHiDS(インテリジェントハイウェイクルーズコントロール・レーンキープアシストシステム)が装備できる。 また、ヨーロッパでは「アコードツアラー (ACCORD TOURER)」として販売されており、日本には設定の無いMT車や2,200ccコモンレール式ディーゼルターボエンジン車も設定されている。CMソングは「カルメン」のアレンジ版。 2004年10月21日にグレード整理が行われ、「24E・エクスクルーシブパッケージ」が「24E・プレミアムパッケージ」に変更となり、新たに最廉価グレードとしてK20A型 2,000cc DOHC i-VTEC(155PS)を搭載した「20A」(型式名 CM1)がラインアップされた。 2005年11月24日にマイナーチェンジが行われた。「24T」シリーズはアコードセダン同様の「タイプS」となり、「24E」シリーズは「24EL」となった。 現在、ニッポン放送がラジオカー3号として、アコードワゴンを使用している。黄色の塗装にボンネットには、フジサンケイグループのロゴマークがつけられている。
オデッセイのコンセプト
オデッセイは、初代誕生と同時に多人数乗用車の新たな価値を生み出しました。以来、国内市場の主流となるミニバンカテゴリーを創出し、9年という進化・熟成を重ねてきました。そしていま、3代目オデッセイは、再び一歩先行く価値の創造を成し遂げました。 開発は、基本骨格となる新発想のプラットフォームづくりからスタート。 この技術をベースにした革新パッケージへのチャレンジによって、これまでのミニバンを凌駕するレベルの高次元ダイナミクスや、走りを予感させる低く美しいスタイリング、そして想像を超えるゆとりの空間など、まさに“イノベーション”と呼ぶにふさわしい、次世代のミニバンへと進化しました。 Newオデッセイは、 【速】高次元運動性能低重心化による乗り心地とハンドリング 【美】走りの機能美低全高ならではの流麗なフォルム 【広】ゆとりの3列空間低床化による従来以上の広さ さらに、運転支援機能をはじめとする安心・快適な[先進機能]、 衝突時の自己保護性能向上と相手車両への攻撃性低減を両立した[安全性能]、 「超-低排出ガス」認定レベルを大幅に下回る、次代にいち早く対応した[環境性能]を身につけ、ドライバーには走る歓びや所有する歓びを、ゲストには心地よい移動を提供していきます。 オデッセイ(ODYSSEY)は、本田技研工業のミニバン型の乗用車。 初代(1994-1999年) 1994年10月20日登場。エンジンはF22B型直4・2200ccエンジンで6-7人乗り。1995年RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞。当時の工場設備で製造可能な最大サイズを、オデッセイのサイズとした。アメリカでも発売され、イエローキャブに採用される。1997年8月発売モデルではエンジンをF23A型直4・2300ccVTECエンジンに変更。同年10月にはJ30A型V63000ccVTECを搭載した「「プレステージ」(Prestige)」もラインアップされた。トランスミッションは当時の流行であったコラム式を使用しウォークスルーが可能である。なお、前期型には廉価グレードの「Bタイプ」があったが、マイナーチェンジでグレード整理(マイナー後は現在と同グレード)により消滅。また、「ナビスピリット」と「ファインスピリット」が追加された。(※後者は二代目でも追加された。)また、MC前は大型スピードメーターのみでタコメーターは付いていなかったが、MC後にタコメーターが装備された。 キーコンセプトは「しあわせづくり研究所」。CMキャラクターはアダムス・ファミリーを起用した。オデッセイ中古車情報 1999年12月3日のモデルチェンジにより、エンジンは先代(後期型)と同様だが、V6は200馬力から210馬力となった。それぞれ6-7人乗り。中国やオーストラリアなどでも発売された。この型はアメリカではオデッセイとして発売されず、代わりにより大型な現地生産車(日本名「ラグレイト」)がオデッセイとして発売された。2000年8月にはLタイプとMタイプの中間に「MQグレード」が追加され、2001年11月に「アブソルート」と呼ばれる走行性能を高めたモデルを追加する。 トランスミッションは2300ccは4AT、V6・3000ccは5ATとなり、シフトレバーはコラム式からインパネに移動、Sマチック付きのゲート式に変更され、後期型はメーターが自発光式メーターに変更となった。キーコンセプトは「THEATER ODYSSEY (シアター・オデッセイ)」。 3代目 2003年10月17日発売。低床プラットフォームにより、ミニバンとしては異例の立体駐車場に入庫可能な1550mmに全高が収まる。車名ロゴが「ODYSSEY」から「Odyssey」に変更された。変速機はアブソルートと標準タイプの4WDは5速AT、標準タイプのFFはCVTとなる。ライトも最近のホンダお得意の「鋭い目」になっている。また、上級グレードにはオプションでアコードワゴンに採用されている電動式リアテールゲートが装備でき、電動格納3列目シートは標準装備されている。なお、2004年10月にデビュー10周年を迎えたが、アニバーサリーモデルは発売されずに小変更のみであったが、2005年10月に特別仕様車のM・Aero Editionが発売された。これは、ベーシックグレードである「M」をベースに、人気グレードのアブソルートの外装が装備される他、アブソルートの専用色であるブラック・アメジストパールを含め計6色を選択することができる。2006年4月13日にマイナーチェンジを実施予定で、外装・内装のデザイン変更となり、リア部は大幅に変更され、テールランプはLED式となる。 新色の追加などに加えて、新グレード「B」の追加や、Mに特別仕様車のAero Editionに相当する「エアロパッケージ」の追加などが行われる予定。また、アブソルートに18インチタイヤが装備される。デザインイメージは「黒豹」で、キーコンセプトは「NEXT PROPORTION (ネクスト・プロポーション)」。 < 前のページ次のページ >
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